パフォーマンス・チューニング

Java/J2EEだけで見ても、パフォーマンス上気を付けなければならない点は沢山存在します。
しかし現実的には、システムとしてのパフォーマンスのトラブルに対処しなければならないことが多く、ボトルネックを切り分けるためには、OS、ネットワークレベルで診断した方が早くて確実です。その上でアプリケーションサーバであることが判明すればJava/J2EE技術者の仕事になりますし、他の原因であればインフラ担当者やDBAにディスパッチします。


ちょうど、リクエストを発行しても、行ったきり帰ってこない(^^;というトラブルに対応しているので、以下の書籍で復習中。


Unixシステムパフォーマンスチューニング 第2版

Unixシステムパフォーマンスチューニング 第2版

Solarisベースですが、パフォーマンスチューニング、キャパシティプランニングの基本的な考え方が説明されています。アプリケーションサーバのチューニングにはこの本に書かれている内容まで知らなくてもいいかもしれませんが、コンピュータの動作を深く理解することができます。
第2版ではLinux向きの説明も追加されています。


Linuxパフォーマンスチューニング

Linuxパフォーマンスチューニング

Linuxでチューニングする場合の具体的な手順の説明が中心です。
最近はLinuxが多いのでこちらも参考に。こちらの方が取っ付き易いです。


データベースはOracleなのでSQLTraceでSQLの実行時間を取りますが、PostgreSQLMySQLの場合該当する機能はなさそうです。JMXをサポートするアプリケーションサーバであれば、少し手を加えればJBossのStatisticsCollectorが使えそうですが。